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特徴について

このお薬は、カルシウム拮抗薬に分類されています。効き目がよく、安全性も高いと言われていることから、高血圧症に対する第一選択薬として用いられています。

 

特徴としては、血糖や尿酸、脂質などに影響することがない点です。そのため、年齢を問わず活用できるといった特徴を持っており、高齢者にも適しますし、合併症の多い高齢者にも活用することができます。

 

また、このお薬はゆっくりと効きはじめて作用の効果が長い特徴を持っています。よくある潮紅や頭痛、動悸などの副作用も少ないため、安全性も認められています。これらのことからたいへんよく活用されているお薬となっているのです。

 

このお薬は長期臨床試験も実施されており、予後改善効果も認められています。

 

 

商品詳細

【成分】

アムロジピン 10mg

 

【メーカー】

Cipla Ltd.

 

 

効能に関する説明

このお薬は高血圧症や狭心症に対して効果を発揮します。そもそも血管壁の細胞にカルシウムが流れると、血管が収縮してしまう特徴があります。これにより、血圧上昇につながるわけですが、このお薬があればカルシウムが細胞に入り込むのを抑えることが可能です。これらのことからカルシウム拮抗薬とも呼ばれています。

 

働きとしては体の血管を広げて血流をよくしてくれる効果があります。血流がよくなると血液の抵抗が減りますので、自然と血圧を下げることが可能になります。また、心臓の収縮を抑えることも可能であることから、心臓を休ませるための働きにも役立ってくれます。

 

主に高血圧や狭心症の治療に用いられますが、そもそも血圧を適切に保つことができれば、将来的にリスクのある脳卒中や心臓病、腎臓病の予防にもつながります。また、血流をよくすることは脳から腎臓、手足、目の網膜など体全体の血流改善も期待できます。そのため、いろいろな病気にも応用することができるのです。

 

 

使用方法に関する説明

このお薬は幅広い年齢に対応しています。ここでは成人と小児に分けて使用方法について紹介します。

 

 

成人

高血圧症の患者さんは、通常、成人はアムロジピンとして2.5g?5mgを1日1回経口投与します。なお、症状によっては増減することも可能です。効果が不十分である場合には1日1回10mgまで増量することができます。

 

狭心症の患者さんに対しては、通常、成人はアムロジピンとして5mgを1日1回経口投与します。こちらも症状に応じて増減が可能です。

 

 

小児

高血圧症で通常、6歳以上の小児は、アムロジピンとして2.5mgを1日1回経口投与します。しかし、年齢や体重、症状によって増減することもあります。

 

また、6歳以上の小児への投与に関しては、1日5mgを超えないよう注意することが大切です。

 

用法用量は症状などによって異なるケースがあります。そのため、個人の判断で服用することはせず、必ず医師の指示に従うことが大切です。

 

 

注意事項に関する説明

このお薬は幅広い年齢にも対応していますが、注意事項もいくつかあります。ここでは具体的に注意したいポイントに付いて紹介するので参考にしてみてください。

 

 

診察や検査で注意したいこと

持病やアレルギーがある方は必ず医師に伝えることが大切です。また、妊娠中である方も必ず妊娠していることを報告しましょう。そのほか服用中のお薬がある方も、服用する前に医師に伝えることが大切です。

 

服用するにあたって医療機関では心電図検査や血液検査を行うことがあります。決められた検査は事前に必ず受けるようにしましょう。

 

 

特に注意しなければならない人

特に注意が必要なのは高齢者です。高齢者にも使用可能なお薬ではありますが、副作用は出やすいので注意しましょう。高齢者はできる限り少量から服用を開始するなど、慎重に用いることが大切です。

 

そのほかにも重い肝臓病や腎臓病の方は特に注意しましょう。

 

飲み合わせや食べ合わせで注意したいこと

このお薬は血圧を下げることが可能ですが、下げすぎには注意が必要です。特に他の降圧薬や利尿薬と併用する場合には下がりすぎるケースもあります。

 

また、飲み合わせによってはこのお薬の血中濃度が上昇することもあります。特に下記のお薬はその可能性があるので注意しましょう。

 

 

• エリスロマイシン、クラリスロマイシンなどの抗生物質
• イトラコナゾールなどの抗真菌薬
• ジルチアゼムなどの高血圧や心臓病に用いるお薬など

 

 

逆に血中濃度を低下させる可能性があるお薬も存在しています。例えば下記に当てはまるものは注意が必要です。

 

 

• リファンピシン（抗結核薬）
• フェノバルビタール（抗けいれん薬）
• フェニトインなど

 

 

また、お薬以外にも注意しておきたいポイントとしては、グレープフルーツジュースやアルコールです。

 

グレープフルーツジュースはお薬と同時に摂取することにより、血中濃度が上昇してしまうおそれもあります。そのため、できる限り控えたほうがいいでしょう。

 

また、アルコールは副作用を強める可能性が高まります。動悸やめまいなどが引き起こるケースも多いため、控えるようにしましょう。

 

 

副作用

副作用は軽度のものが引き起こるおそれはあります。また、それほど多くはないと言われていますが、重い副作用もあるので事前に確認しておきましょう。

 

 

よくある軽度の副作用

比較的多いと言われている副作用は、顔のほてりや潮紅、頭痛や動悸です。具体的に下記にも記載しているので、確認してみてください。

 

 

• 顔のほてり
• 潮紅
• 頭痛
• 動悸
• 頻脈
• 徐脈
• 胸の痛み
• だるさ
• めまい
• 立ちくらみ
• 血圧低下など

 

 

重い副作用

めったにないと言われていますが、中には重い副作用も存在しています。特に注意しておきたいものは下記で紹介しておりますので、万が一当てはまるケースではすぐに医療機関を受診しましょう。

 

 

• 肝臓の重い症状（食欲不振、だるさ、吐き気、発熱、黄疸など）
• 血液成分異常（発熱、喉の痛み、口内炎、皮下出血など）
• 心臓の伝達障害（胸の苦しさ、脈がとぶ、脈が遅い、失神など）
• 横紋筋融解症（手足のしびれ、脱力感、筋力低下、歩行困難など）

※海外から通販でお買い求めた医薬品の販売は法律で固く禁止されております。
※個人輸入については始めに医師の診察を受けることを強くお勧めします。